北海道 車中泊⭐稚内〜宗谷岬〜道の駅オホーツク紋別へ
白い道
それは宗谷岬手前の小高い丘にありました。
市の広報によると稚内の名産である“ホタテ”の貝殻を砕いて敷き詰めた道ということで3Kmぐらい続いていました。
2011年にはじめて敷き詰めたところSNSで話題になって多くの観光客が来るようになったそうです。
ただ….
…..そのため、みんなが白い道を楽しめるために、5つのお願いがあります。① 白い道は宗谷岬側のスタート地点から入ろう…
〜 稚内市役所 観光課 〜
ワカッテナイですよねぇ〜!
観光課が推奨するスタート地点から入ると白い道はずっと下り坂になります。
それはどんな感じなのか空を切り取ってみます。
青い空があってこそ白い道が引き立ちSNSでも話題となり観光振興にも役立つってことではないかな?
それに登りと下り…人はどちらを好むのでしょうか?
更に…
稚内を訪れる観光客は圧倒的に右回りのコースを選択しています。つまりどちらから来る車やバイクが多いかということですね。一方通行にすれば問題ないのですが市が推奨するスタート地点は現実にそぐわないと感じました。
また市が推奨するスタート地点を知ってる人、知らない人がいて問題をややこしくしているように感じました。
そもそもカーナビやgoogleが教えてくれる道案内を無視しろって今の時代無理があるように思えます。
宗谷岬
「日本最北端の地の碑」は、北緯45度31分22秒、宗谷岬の突端に位置し、まさに日本のてっぺんに建てられています。
〜 稚内市役所観光課 〜
しかし、これは微妙な表現かも?
日本が領有権を主張する範囲における最北端の地は択捉島にあるカモイワッカ岬が”まさに日本のてっぺん”なのだから。
毎日多くの観光客が訪れているのに「日本最北端の地」の碑が観光客の目に留まりますよね。
宗谷岬
猿払村道浜猿払エサヌカ線
猿払村道浜猿払エサヌカ線、ちょっと長い名称ですが通称エサヌカ線は浜猿払港からエサヌカ原生花園〜ベニヤ原生花園入口を結ぶオホーツク海に沿って走る直線道路です。
全長は途中のクランクを挟んで約16㎞あり、ただただ一直線に牧草の中を突き抜ける道路で電柱や看板など視界を遮るものがないため、存分に地平線とオホーツクの海を楽しめます。
一見何もない猿払村ですがホタテの水揚げが日本一だそうで一人あたりの課税額は東京千代田区に次いで多いそうですから日本一裕福な村ですね。
猿払村道浜猿払エサヌカ線
ベニヤ原生花園
エサヌカ線の終点(始点)にベニヤ原生花園がありました。
でもここも残念ながら季節外れということで”花園”ではありませんでした。
ベニア原生花園で見ることが出来る花の種類は….
ベニヤ原生花園 花の種類と開花時期
スズラン:6月上旬~9月下旬
ハマエンドウ:6月中旬~6月下旬
ヒオウギアヤメ:6月中旬~7月中旬
ハマナス:6月中旬~8月中旬
ハナショウブ:7月上旬~7月下旬
クガイソウ:7月中旬~8月中旬
タチギボウシ:7月中旬~8月中旬
エゾカワラナデシコ:7月下旬~8月下旬
ナガボノシロワレモコウ:7月中旬~8月下旬
9月はスズランが見れるようですがあったかな?
ベニヤ原生花園のそばには漁港があり簡単に海岸に出ることが出来ます。
ベニア原生花園は深夜が人気?
私達が訪れた午後3時頃は誰もいなかったのですが不思議な現象が目に留まりました。
Googleによれば午後6時から午前零時が人気らしい…?
さてはカップルの花園かな?
いえいえ、実はオホーツク沿岸では釣りをしている人を多く見かけます。
河川などで鮭を釣ったりするのは違法だけど海で釣るのは良いそうで、地元の人の話では一人10本の釣竿はフツ〜らしいです。
ちょっと見にくい画像ですが多くの釣り竿や日除けのパラソルが見えますね。
ということで夜は鮭を釣る絶好の時間帯でした。
道の駅オホーツク紋別
駐車場は左程混雑せずトイレは24時間利用可能でウオシュレットです。
でもゴミ箱は見当たりませんでした。
近くの道の駅かみゆうべつ温泉チューリップの湯には施設内にゴミ箱が設置されていたので入浴も出来るしこちらで車中泊したら良かったな。
北海道旅行 4日目の走行距離:452Km でした。