思い立って北海道を車中泊しながら巡ってみることにしましたが…
何と北海道の道の駅にはゴミ箱がないらしい…?
しかし、北海道開発局が音頭をとって始めた「エコステ運動」には期待が持てますね。
北海道 道の駅エコステ運動
北海道の道の駅 ゴミのエコステ運動は北海道開発局が音頭を取り北海道旅行者のゴミ問題に真正面から取り組み道の駅のゴミ箱の問題を解決しようというものでした。
基本は旅行者がゴミを持ち帰るとしつつも、地域で定めた料金・分別などのルールに従うことを前提として旅行中のゴミを引き受ける拠点を道の駅に確保しようという運動です。
しかし、現在は旅行者のゴミの受け入れは社会実験終了という形で各施設に任せ、サジを投げてしまいました。
北海道開発局に残っている情報はゴミのエコステ運動とは?と北海道のゴミ問題についての取り組みを紹介しているだけです。
こちらのPDFでは北海道エコステ運動で観光客をおもてなししようという取り組みが図解で詳しく説明されています。
この説明に依ると「エコステ運動を全道に展開しよう!」と力を入れてエコステ運動を展開していたのに社会実験終了という形で手を引いてしまったことはチョット残念ですね。
本州、九州、四国でゴミ捨てに困ることはないので北海道開発局の対応には首をかしげたくもなります。
車中泊でのゴミをどうする?
2022年の9月に北海道を車中泊で一周しょうと計画していたKazuにとってこの北海道 道の駅でのゴミ問題は想定外でした。
当初は訪れたところにあるスーパーでお弁当を買うつもりでしたから計画変更せざるを得なくなりましたね。
実際に北海道を車中泊で回ると道の駅では缶コーヒーなど自販機で販売していますが、モノは売っても空き缶はお持ち帰りという道の駅も多くありました。
そこで…
空き缶を回収しない道の駅では自販機から購入しない!ことにしました。
ペットボトルの場合はスーパーの店頭で資源として回収するところが多いのでそこで”資源”を”無償”で提供することにしました。^^;
実際の北海道車中泊の旅ではどのようにしたかと言うと、1日分相当の食品やカット野菜、ビールやジュース類などをスーパーで購入し車載冷蔵庫で保管していました。
また、水は2Lの天然水が100円以下で売られているので500ccのペットボトルに詰め替え車載冷蔵庫で保管しました。
ですからいつも2Lの水を2〜3本は持っていましたし空の容器は翌日スーパーで無償の資源提供をしていました。 ^^;
このようにすることで車中泊のゴミを相当減らせたと思います。
車中泊の食事 メニュー
旅行計画を立てていた頃はスーパーの惣菜コーナーでお弁当を購入するつもりでしたので問題なのがお弁当の容器ですね。
お弁当容器は車中泊ではそもそも洗える道の駅が少ないし、洗ったところでスーパーでは回収してもらえない!
ということで…
お弁当はイートイン以外は購入しない!ことにしました。
北海道にはセイコーマートに”ホットシェフ”があって、出来立てをリーズナブルで販売していたのでこれは時々利用させてもらいました。
また、北海道でも食品トレーは資源として回収するスーパーが多いので車載炊飯器でご飯を炊いてスーパーの惣菜コーナーでトレー販売しているおかずをを購入することもありました。
車載炊飯器はこちらで詳しく案内しています。
意外に使える車載炊飯器ですよ!
炊あがるまで1時間ぐらい必要ですので走行中に電源を入れ道の駅に着く頃炊あがるようにしていましたが、このあたりは移動状況で臨機応変ですね。
お米は無洗米の利用で洗う作業を無くしました。
ということで車中泊の食事メニューは車載炊飯器でご飯を炊いて、スーパーの惣菜とお刺身や筋子、それにハムやカット野菜などの組み合わせでした。
また時々釜飯の素と肉の細切れで炊き込みごはんを作っていました。
こうすることでお肉も食べれるので車中泊の食事メニュー向きかな?と思います。
醤油やドレッシングなどの調味料は車載冷蔵庫に立てて収まる容器に入れて保存することで使い勝手も良くなるようです。
またお茶碗をどうする?ということですが、これは 匕・ミ・ツ…..^^;
別記事で詳しく取り上げますのでちょっと待ってね。!
車中泊のゴミ処理
缶コーヒーやお弁当はゴミ箱を置いていない場合には購入しないので、ゴミは出ません。
トレーで売られているお惣菜などはトレーを洗ったり拭き上げたりして資源としてスーパーに設置してある回収ボックスに入れることが出来ます。
ペットボトルも資源として回収ボックスに入れる事が出来ます。
しかし、値札のついた包装ビニール ゴミをどうするか…
有難いことに一部の道の駅や公園などゴミ箱を設置しているところもあったので、まとめて捨てるようにしました。
ラップなどは嵩張らないので数日分をまとめて保管出来ますね。
車内では運転席下に小さなゴミ箱を置いてこの中に包装ビニール ゴミを入れるようにしていました。
実際の車中泊の旅ではゴミ箱を設置している道の駅などをベースにして行動することで車中泊のゴミ問題を解決するようにコースを検討することも大切だと感じました。
勿論ゴミ箱を設置している道の駅では特産品など”買って応援”したいですね。
それと有り難いことに入浴施設ではゴミ箱を設置しているところが多かったのでスーパーに備えているビニール袋に包装ゴミを入れ中の空気を抜くと凄く小さくなるので、そのようにして捨てさせてもらいました。
お弁当など購入しないし、食品トレーやペットボトルは資源として提供したのでホント小さなゴミになりますよ。
車載冷凍冷蔵庫で保存
生物などをラップしたビニールは夏場は大変!
車内が”臭く”なってしまいます。
車載冷凍冷蔵庫があればそんなビニールも冷蔵・冷凍保管することで数日は衛生的に”保存”出来ます。
車載冷凍冷蔵庫は後席の足元に置ける容量19Lを選択しましたが、缶ビールやジュース、食品など2〜3人であれば十分な容量ですので買ってよかったと思っています。
氷点下20℃まで冷やすこととが出来ますが、冷蔵目的の用途で摂氏零度に設定しています。
ですからビールなどキンキンに冷えていましたよ。
12V 60Wの消費電力ですが、実はそんなに電力は消費しないんです!
車載冷凍冷蔵庫を一晩8時間作動させて消費電力はどのくらい?
詳しくは炊飯器を含めて別記事でまとめたいと思います。
北海道 車中泊のゴミをどうする? まとめ
9月に北海道を車中泊で道の駅を色々回りましたが ゴミ箱はほぼ全滅状態でした。
北海道開発局がゴミの”エコステ運動”を始めたものの、エコステ運動を放棄して関連する情報が殆どないのには驚きましたね。
コロナ禍での緊急避難措置であればその旨を周知すればいいものを、エコステ運動を推進して観光客をおもてなししようという理念は何処に行ったのでしょうか?
道の駅もお客さんがいて成り立つ訳ですから”顧客視点”で考えてもらいたいと思います。
ゴミが出るということはそれだけの消費をしてるってことですからね。
道の駅からすれば「コレ、ウチのゴミじゃないから..」と思われるかも知れませんが A の道の駅で買った商品のゴミは B の道の駅で捨てて、B の道の駅のゴミは C の道の駅で捨てるっていう行動パターンなんですよね。
ですから A の道の駅も B の道の駅も C の道の駅もゴミ箱を設置してないからやっと見つけた道の駅 Z に捨てているというのが現状なのです。
だから A や B や C の道の駅は道の駅 Z や入浴施設にゴミを押し付けている極めて自分勝手な行動だということを理解してもらいたいと思います。
本州、四国、九州の道の駅でごみ捨てに困ることは殆どありません!
長いスパンで考えれば道の駅にとって決してプラスにはなりませんよね。
これから北海道に行ってみようかなぁ?という方も私もネット情報で判断したりコースを考えたりする訳で、当然ゴミ箱設置の道の駅は高評価です。
それは来店客アップや売上アップに繋がると思いますけどね。
ということで北海道の道の駅 エコステ運動 ゴミ箱 問題でした。
北海道 車中泊ブログでは車中泊させていただいた道の駅のゴミ箱の有無について書いていますのでそちらも見てねっ !
