北海道 車中泊⭐函館山〜トラピスチヌ修道院〜五稜郭
トラピスチヌ修道院を見学する
函館山から次に向かったのがトラピスチヌ修道院でした。
トラピスチヌ修道院は天使の聖母トラピスチヌ修道院が正式名称で通称 天使園と呼ばれるそうです。
一般開放エリアは庭園と売店のみになっています。
門をくぐると聖ミカエル像がお迎えしてくれます。
聖ミカエルは神に最も近い大天使とされ悪魔が神に反逆した時に「ミ・カ・エル」（神のように振舞うものは誰か、という意味のヘブライ語）と叫びながらこれを破り神に忠誠を誓ったとされています。
元々はフランスからの寄贈品でしたが長年の劣化で1986年にブロンズ製に作り変えられました。
聖ミカエルのブロンズ像の銘板にはこのように記されています。
悪魔が神に反逆した時、「ミ・カ・エル」（ヘブライ語で神のように振舞うものは誰か、という意味）と叫びながらこれを破り、神に忠誠を尽くしました。
日本にキリスト教を伝えた聖フランシスコ・ザビエルは聖ミカエルを日本の保護者と定めました。
私達も、悪魔の誘いに負けることなく、日々正しく生きるよう、聖見返るの保護を求めて祈りましょう。
コワモテの聖ミカエル像を通り過ぎると聖母マリア様が優しくお迎えしてくれました。
聖母マリア像は、トラピスチヌ修道院発祥の地、フランスのラ・トラップ修道院初代神父であるマリー・ベルナール神父の手によるものだそうです。
両手を大きくひらいて私達を迎え入れる姿が聖母マリアの心を表しているところから「慈しみの聖母マリア」と呼ばれるそうです。
聖母マリア像の銘板にはこのように記されています。
やさしきみ母よ みあとをしたう か弱きこの身を みちびきたまえ
トラピスチヌ修道院の庭園は綺麗に手入れされています。
そして観光客が立ち入る事ができる最後の道はトラピスチヌ修道院の入り口へと続きます。
トラピスチヌ修道院に男性は入れる？
トラピスチヌ修道院に男性は入れる？と売店の修道女に聞いたところ”ここまでですよぉ〜！”と優しく？答えてくれました。
トラピスチヌ修道院は一般開放エリアと修道院エリアを区別しており修道院エリアには男性は立ち入ることが出来ませんし、観光、見学で女性も立ち入ることは出来ません。
”門を叩け！そうすれば開けてもらえるであろう”というマタイ伝 福音書の一節はここではムリっぽいようですね。
トラピスチヌ修道院の実態は？
トラピスチヌ修道院の修道女はどんな生活をしているんだろ？って気になりますよね。
ちょっと調べてみると…
何と、一日の始まりは早朝3:30分だった！
03:50 読書課 夜間のお祈りと30分間の黙祷、それに聖なる読書
06:00 賛課 朝のお祈りとミサ、そして朝食
08:30 三時課（何故か？）と言って朝のお仕事らしい…
11:30 朝のお仕事終了
11:45 六時課とお告げ（何だろ？）昼食など
13:30 九時課 午後のお仕事
16:30 午後のお仕事終了
17:00 夜のお祈り（15分間の黙祷）夕食
19:05 終課 就寝前のお祈りと聖母讃歌
19:45 お休みなさい（就寝）
〜トラピスチヌ修道院の生活から抜粋〜
トラピスチヌ修道院は創立者達の精神を大切にし、額に汗して働くことを大切にしているそうで、手仕事やブドウ栽培、お菓子造りなどだそうです。
規則正しい生活ですよね。
そして修道院の売店でこれらのものが販売されて労働の対価を得るということですね。
トラピスチヌ修道院でお菓子を購入
ということで修道女の労働の結晶 お菓子を購入しました。
お菓子はトラピスチヌ修道院の見学ルートにある売店で購入できます。
売店ではトラピスチヌ修道院の一面を垣間見る事も出来ました。
お菓子はバター飴とホワイトチョコを購入しました。
”少し寄付できたかな？”と修道女に言うとニッコリ微笑んでくれました。^^;
トラピスチヌ修道院 地図
次ではトラピスチヌ修道院 から函館に向かいます
五稜郭はなぜ函館にある？