北海道 車中泊⭐サイロ展望台〜恵山〜道の駅なないろななえ
長万部 水柱の現在は?
8月8日から突然噴き出した長万部の巨大水柱は9月26日に突如として停止したそうです。
私達がこの地を訪れたのが9月13日の午前9時でしたのでその2週間後に長万部の巨大水柱騒動も終止符を打ったことになります。
その後、長万部町は水柱の噴き出し口に蓋とバルブを取り付けたそうです。
長万部 水柱の場所はココ !
この長万部の巨大水柱を一目見ようと朝の9時というのに既に数名観光に来ていましたしタクシーで来た人もいました。
昭和新山も洞爺湖駐車場にも人影がなかったのでやはりこの長万部の巨大水柱は人を引き付けるパワーがありましたね。
長万部巨大水柱の近くに寄るとちょうどライブ会場にいるように全身で”ドドン・ドドン”という轟音と空気の振動を肌で感じることが出来ました。
噴き上がる水柱よりもその全身を震わす音と空気の振動の方が驚きでした。
当時のグーグル地図では長万部巨大水柱という表示だったのですが、現在では長万部巨大水柱跡になっています。
長万部巨大水柱跡
【追記】
2024/9月では「巨大水柱跡」の表記も無くなっていました
巨大水柱は「飯生神社 入口」から吹き出ていました
活火山 恵山
長万部の水柱を見た後はひたすら海岸に沿ってドライブ、途中いくつか道の駅があったこどパスして道の駅 なとわえさんで休息。
ここで恵山が活火山であることを知ります。
標高618mの恵山は途中まで車で行けるというので行ってみることにする。
恵山 賽の河原駐車場
結構急な登りでやや道幅が狭く観光バスはキビシイかな?
標高300mにある恵山 賽の河原駐車場までの道のりはカーブも多く大型車との離合は厳しい道が続いていました。
恵山の賽の河原駐車場に着いたのが午後1時、曇りながらも少し晴れ間も見えています。
周囲とは明らかに土の色が異なり大きく口を開けた火口に圧倒されますね。
恵山 火口
歩道は整備されているので歩きやすい道です。
火口に近づくにつれ砂の流出を防ぐ砂防ダムも見えてきます。
恵山の火口がより鮮明になってきて噴煙も見えるようになりました。
火口右側の様子です。
独特の色をした地質で粒は荒いけどサラサラしています。
そのため砂の流出を防ぐ堤防が数多く造られています。
少し火口に近づいて見ます。
かなり急傾斜になっていて滑り易い感じがします。
更に近づいてみます。
噴気口を確認出来ますね。
この辺りまで来ると硫黄の匂いも強くなり足元も滑り易いので限界のようです。
風向き次第ではキケンな場所ですね。
恵山 賽の河原
恵山 火口から引き返し遊歩道に戻ります。
遊歩道は賽の河原駐車場から3Km続いているそうですがそこまでは歩きませんでした。
歩いたのは多分1Km〜1.5Kmぐらいかな?
途中恵山の登山口がありましたがここで引き返すことにします。
恵山に登るなら手袋は必要ですね。
溶岩が固まった状態ですので表面がデコボコしています。
恵山山頂方向です。
これは恵山山頂とは反対方向、恵山 賽の河原です。
広大な平原が広がっていますね。
靈場 賽の河原
下北半島には有名な靈場 恐山がありますがその対岸函館の靈場と呼ばれるのが恵山 賽の河原です。
ここには観音像が33体安置されており、高田屋海上安全碑・十一面観音像はよく知られているようですね。
毎年5月の末の巡礼の山開きには多くの信徒が訪れるそうです。
しかし季節は9月…
途中すれ違った人は数名だったのですが観音像の近くには一心にお祈りする僧侶の姿がありました。
恵山 賽の河原駐車場から火口原に向かう時に賽の河原には何か人影?が見えていたのですが遠すぎてよく見えず気に留めませんでした。
でも最初に見てから30分以上…
最上位の僧侶のみ身につけることが許される紫色の法衣…
何か神聖な場所のように思えてきますね。
恵山 道立自然公園
近くには船舶の安全を見守る金色の観音像も設置されています。
道の駅なないろななえ
函館市に一番近い道の駅はなないろななえですね。
空き缶、空き瓶、ゴミ箱(施設内)が設置してありトイレもキレイで好感を持てました。
お風呂は七飯町健康センターアップル温泉を利用。
源泉かけ流しで露天風呂、サウナもあり入浴料は400円とリーズナブルでした。
七飯町健康センターアップル温泉
北海道車中泊の旅 14日目 走行距離 : 316Km