北海道車中泊の旅10日目は知床峠から知床五湖、屈斜路湖、摩周湖などを巡ります。一度は行ってみたい知床半島・知床ですが天に続く道や屈斜路湖などもすばらしい眺めでした。
知床峠横断道路
いつものように朝7時過ぎに道の駅 知床羅臼を出ます。
今日の空模様は曇りですが雨が降るような空模様でもありません。
この時間には知床峠を抜けるような車も少ないので快適に走れます。
しかしこのような直線道路は稀で急な上りで急カーブが連続するところも多くあります。
国道334号線「知床横断道路」は、冬の間除雪がされず11月から4月迄通行止めになるようですがこの坂道では除雪しても路面凍結でスリップするだろうなと感じますね。
もしもブログでは⭐副業ブロク⭐も書いています。

知床峠
道の駅 知床羅臼 を出て30分程で知床峠駐車場に着きました。
先客は1台だけのようです。
知床峠の駐車場には知床バスの停留所があり、時刻表を見ると1日に4本の運行のようでした。
羅臼岳は標高1661mあって7月でも残雪があり、9月には早くも雪が降り始めるらしいです。
知床峠展望台から羅臼岳がきれいに見えていましたが雲が少し多かったのが残念です。
知床五湖 高架木道
斜里町に入り知床五湖を目指します。
国道334号から北海道道93号知床公園線を通って町道へ入りますがあまり良い道ではありませんでした。
それでも駐車場は広く整備されています。駐車料金は500円でした。
知床五湖を楽しむには2つの方法があり、一つは地上遊歩道を利用するというのと、高架木道を利用する方法です。
地上遊歩道は簡単なレクチャーを受ける必要があるようです。
またヒグマの生息地でもあり高架木道を利用しました。
高架木道には木道外側に7000Vの電気柵が張り巡らされているので安心して散策することができます。
知床五湖
高架木道を歩いていたらこのようなものを見つけました。サルノコシカケでしょうか?
随分歩いたように思いますが往復で1.6Kmのコースですのでまだ400mぐらいかな?ゆるやかな傾斜ですので汗ばむ程でした。
画像の下の方には電気柵が見えますね。7000Vの高圧ですのでヒグマは登れません。
知床五湖 湖畔展望台
丘のあたりが知床五湖 湖畔展望台でしょうか?まだまだですね。
知床峠あたりでは雲が多かったのですが青空が見えてきました。
どうにか丘の上まで歩いて来ると突然視界が開けてオホーツク海が見えるようになりました。
これから先は平坦な木道です。
この高架木道は階段がありませんが、それは車イスでも利用出来るとの配慮からですが階段がないゆるやかな登りは意外に疲れる感じがします。
この高架木道は知床五湖の一つ知床一湖までで他の湖を見るには地上遊歩道の利用になります。
湖畔展望台には回転式ゲートが有り地上遊歩道を利用した人が高架木道に入れるようになっていました。
プユニ岬
知床斜里町によればプユニ岬は知床自然センターからウトロへ向かう途中にある絶景と夕陽の名所ということなので立ち寄ってみました。
しかし、…
それは….
何も見えないからなんですね。
少しウトロ方向へ下るとオホーツクの海がキレイですね。
でも…
撮影した場所は上りカーブの橋の上なんです。
駐車場は山側にあって橋の上を歩きながら駐車場に行かねばなりません。
歩道はないし橋の上で人を避けるには対向車線を割り込んで走らなければなりませんが…
しかしカーブで見通しが悪く高速で車が走ってるんで何もここを観光名所にしなくてもいいのにねと思ったプユニ岬でした。
オロンコ岩
「オロンコ岩」は、ウトロ港そばにそびえ立つ高さ60mの巨大な岩で、 オロンコ岩は、アイヌ語で「そこに座っている岩」という意味だそうです。
オロンコ岩の登り口が観光客向けの駐車場になっています。
ウトロ港がよく見えますね。
此処は漁港で観光船の発着はこのオロンコ岩の後ろ(反対側)になります。
ずいぶん高く感じますね。
ほぼ垂直な岩の周囲は落石防止の金網が張り巡らされています。
登りも大変ですが下りも階段の手摺を持たないと降りれない厳しい階段でしたがその分達成感があって良かったなと思うオロンコ岩です。
オロンコ岩
天に続く道
知床・斜里町に行くならココは外せないというのが「天に続く道」ですね。
「天に続く道」は、北海道東部の斜里郡斜里町にある全長約28.1kmの直線道路です
天に続く道スタート地点
天に続く道はとにかく直線道路ということで国道だけということではないようです。
スタート地点から行けるだけの直線道路、これが28.1Kmですね。
天に続く道はどこからどこまで?
天に続く道はどこからどこまでだろう?と思い詳しく調べてみました。
先ずスタート地点から「天に続く道」を走っていくと右側に「天に続く道展望台」がありその先で国道334号線に合流します。
斜里町中心部で国道334号線は左折していますが直進して国道244号線を走ります。
やがて斜里町役場農村集落センターあたりで国道244号線は緩やかに右カーブしますが直進して農道に入り道がカーブするまで走ります。
天に続く道スタート地点からゴールまでの地図
ということで天に続く道はスタート地点からゴールの北海道斜里郡小清水町美和までの28.1Kmでした。
スタート地点から見るとずっと天に向かって……なんですが走るとフツゥ〜の道でした。^^;
でも一度は走ってみたい道ですね。
屈斜路湖から摩周湖へ向かう
「天まで続く道」を走り「天まで昇る心地」で「屈斜路湖」に向かいます。^^;
阿寒摩周国立公園の景色を眺めながら標高493mの美幌峠へ登っていくと…
いきなり視界が広がり屈斜路湖が現れました。
屈斜路湖の湖面標高は121mだそうですので370m程見下ろすことになりますね。
大パノラマの絶景ということで動画に収めたのですが重すぎるので一部の画像です。
美幌峠展望台には「道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠」がありぐるっとパノラマじゃがのスイーツでした。^^;
霧の摩周湖?
美幌峠から摩周湖の向かいます。
途中摩周湖第一展望台入り口でおじさんが「こっち、こっち!」という感じで招き入れようとするのですがそのまま進みます。
第一展望台は有料駐車場で標高が低いのですが第三展望台は無料で標高があり見晴らしが良いからでした。
霧の摩周湖というイメージがあったのですが快晴で素晴らしい眺めですね。
そして….
神秘の湖 摩周湖でこのように一人たたずむ姿が何とも言えませんデス…
摩周湖には明日早朝にも訪れます。果たして「霧の摩周湖」となるのでしょうか?
道の駅摩周温泉
この日は弟子屈町にある道の駅 摩周温泉で車中泊でした。
道の駅 摩周温泉には空き缶、ペットボトル、空き瓶のゴミ箱が設置されていましたが一般ごみ用はありません。
トイレはウオシュレット完備で足湯の施設もあります。
駐車場は第一、第二、臨時とありました。
天然温泉 泉の湯
弟子屈(てしかが)町には公営のお風呂があります。天然温泉でかなり熱めです。
弟子屈町営浴場 泉の湯 基本情報
名称 | 利用料金 | 営業時間 | 定休日 | ゴミ箱 |
---|---|---|---|---|
泉の湯 | 200円 | 13:00〜21:00 | 毎週火曜日 | あり |
ゴミ箱は番台から見える位置に置かれています。
分別収集になっていて一般ごみも捨てる事ができます。
風呂から上がってからゴミ捨てていいか尋ねるといいよ!ということでしたので車から持ってきて捨てさせてもらいました。
駐車場は泉の湯入口前になっています。
北海道車中泊 10日目 走行距離:257.6Km